先進地(富山市・長野市など)を視察しました

長崎市中心市街地活性化協議会は、認定長崎市中心市街地活性化基本計画を推進するために、先進地として富山市・長野市・長野県小布施町を視察し、協議会構成員及び事務局より10人が参加しました。

始めにJR富山駅と富山港を繋ぐ『ポートラム』を視察。富山市は長崎市と同じく路面電車を活用したまちづくりが特徴的であり、もともとJR西日本の路線であり廃線となる予定であったローカル線を、富山市が出資する第3セクター『富山ライトレール株式会社』が引き継ぎ、車両をLRT(ライトレールトランジット)に変更し運行させています。低床車両となり、料金も一律200円としたことで、利用者数はJR時代に比べ約3倍に増えています。

次に、国内で有数の規模のまちづくり会社である『株式会社まちづくり富山』を訪問。同社は平成12年の設立で、従業員44人を抱え、農産物直売所の運営や全天候型広場の指定管理、コミュニティバスの運行など地域が抱える課題解決に向けて多様な事業を展開。最近では、まちなかに電光掲示板を設置し、企業PRなどを行う『デジタルサイネージ事業』にも取り組んでおり、収益を上げています。

2日目は、長野市に移動し株式会社まちづくり長野を訪問。スーパーや百貨店が撤退した跡にできた空きビルの再利用に積極的に取り組んでいるほか、近年では再開発事業によるまちなか居住にも力を入れています。

最後に視察した長野県小布施町は、国産の栗を使った土産品や郷土料理を3つの企業がそれぞれ趣向を凝らして展開しており、人口1万人の町に年間120万人の観光客が訪れています。今後は人口減少に対応した施策を実施することとしているとのことです。

模型にて富山市の交通施策の説明を受ける参加者
JR富山駅に隣接するポートラム駅『富山駅北』